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!! 西日の中をゆっくりと歩く。 活気づいた商店街を抜けて、住宅街に入る。 風が気持ちよくてつい目が細くなる。 木造の米屋 昔ながらの八百屋。 喪服を着て晴れやかに笑いあう人たち 青く色づいた紫陽花 赤ん坊を背負うおばあさん 膨らみきった鞄を背負った中学生 淡い空 蔦の絡まった廃屋 簾の揺れる窓 淋しいけど温かな。 独りの休日。 窓から覗く犬にニヤケる。 気持ちが良くて、なんだか目が覚める。 毎日同じ様な刺激のない日々だ。 僕が動かないとそのまま変わらずに続いていってしまう。 単調なままだと微睡んでいるのと変わらない。 苦痛なまでに退屈なんだ。 ただ散歩をするだけでも良いから、動いていこう。 ゆっくりと 穏やかに 日々平和なのが良いこととは思わないけど このぐらいのペースが今の薄っぺらい僕には丁度良いと思った。 |
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