ダラリ。

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<<   作成日時 : 2008/06/29 00:28   >>

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遠く空を追いやったのは
高い高い家々で
淋しい事実なのに
色とりどりに囲まれて
安心している。

容易なことだ

見失うだけだ

見失って損なうとは
限らないとはいえ知っている
これらはその類ではない

つるりとした眠りの淵で
腰かけて眺めている
明けない地平を
沈まぬ月を
心揺らす事実などなにも起こらない
それでもたまに
淵から落ちそうになっている

損なったいくつかが知る
少しの本当を
砂が隠していつかの夢に散る
それが
淵を曖昧に、と揺らす
それを掬う人が居て
それが積み上げた砂丘を踏みしめ
たどり着く

それは遠ざけた空の下で
何処までも尽きない世界の上で

霧のない
森の中で。

夢を見る
その刹那に発する
いくつかの言葉を

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